毎年、１１月末になると、クリスマスツリーやリースがあちこちに飾られます。庭先のイルミネー ションも、夜道を明るく照らしています。最近の電飾は、 色も形も様々で、 思わず足を止めてしまう ほどです。教会でしか聞くことのない讃美歌が、日本のどこに行っても聞こえてきます。日本中がク リスマスを祝っている、本当に不思議な現象です。しかし、本当にクリスマスの意味を知っている人 がどれほどいるでしょうか。

　神は、ご自分の独り子のイエス・キリストを、私たちの人生におけるすべての悩み苦しみの根源で ある罪からの救うために、贈り物として私たちに与えてくださいました。それが２０００年前に起き た本当のクリスマスです。

　このように、 神が私たちに大いなる贈り物をくださったことが、 クリスマスプレゼントの起源です。 私たちを救うために、神であられるお方が、この地上に降られたのです。それがイエス・キリストで す。神としてのあり方を捨てて 弱く小さなみどり児の姿をとり、 貧しい大工の子として少年期を過ご されました。それが、神の私たちに対する愛の贈り物でした。

　やがて、イエス・キリストは十字架の上に命を捨ててくださいました。私たち人間の罪の罰を身代 わりに受けてくださる方として、 神はイエス・キリストを この世界に与えてくださいました。イエス ・キリストの十字架の死によって、私たちは死からいのちに、滅びから救いに、いのちに移されたの です。これらのすべてのことは、聖書に約束されていたことでした。そして、そのよみがえりによっ て死の恐怖を取り去り、永遠のいのちを約束してくださったのです。聖書のみことばは、今も私たち に語られる神の愛メッセージです。

聖書のみことば